より正確に、原因を捉えるために

こんにちは！

たじみ筋膜整体FLOW、理学療法士の藤井祐輔です。

先日の日曜日、筋膜マニピュレーションの仲間たちとの「触診」の練習会を行いました。

主催はこの方

この勉強会の主催は、名古屋市北区にあるコンディショニングサロンPhysio fitの大野有三先生です。

大野先生は、全国では約30人、愛知県でたった2人の筋膜マニピュレーションのスペシャリスト資格を有しています。

知識や経験が幅広く豊富で、常に努力し続けている尊敬する先生の1人です。

コンディショニングツールである「コンプレフロス」についての著書もあります。

目的・内容

「正確に、素早くカラダ全体の状態を把握する」ことが目的です。

層ごとに触り分けることで、どの層の滑りが悪いのか(≒硬いのか)を把握します。

①表皮

②真皮

③浅層の脂肪層

④浅筋膜

⑤深層の脂肪層

⑥深筋膜

⑦筋外膜

目指すのは、この7つの層の触り分けです。

これらを触れる圧を変えながら触っていきます。

筋膜へのアプローチといえど、当然ながら人間のカラダは筋膜だけで出来ているわけではありません。

どの組織が状態が悪いのか適切に把握する。

そしてその組織に合った治療をする。

これが改善のカギです。

「触察」というのは数値化できない非常に感覚的なもので、繊細ではありますが、

理論の理解とイメージ

触察の練習

効果測定

この繰り返しで精度を高めていきます。

まとめ

今回の触診練習会もとても有意義でした。

毎回同じレベルの精度で患者様の状態を捉えられるよう、「技術の向上」「安定した集中力」が大切だと再確認しました。

今後も、技術向上はもちろん、コミュニケーション、所作、考え方など人間力の向上にも努めていきたいと思います。