東京のメンター・吉田篤史先生に「技術」と「考え方」を学びに行きました。
愛知県名古屋市の理学療法士・Animal Flowインストラクターの藤井祐輔です。
今回は、2022年12月から東京・神楽坂に「株式会社リプラスオン」
を開業されている理学療法士・吉田篤史先生に
1対1で特別にお時間を作っていただき、
考え方や技術など沢山のことを学ばせていただきました。
理学療法士・吉田篤史先生について
吉田先生は
日本でたった2人の「筋膜マニピュレーション」を正式に教えることができるティーチャー資格をもつ講師であり、Animal Flowレベル2のインストラクターでもあります。
そのほかにも運動器徒手理学療法認定士(Orthopaedic Manual Physical Therapists:OMPT)の資格をお持ちであったりと、様々な領域でご活躍されていらっしゃる先生です。
吉田先生は、筋膜をはじめとする人間の身体的な構造や機能はもちろん、直接目には見えないメンタルの領域まで幅広くアプローチされるます。
本当に驚くほど精度の高い治療・コンディショニングをされるので、
一般のクライアントはもちろん、、
ゴルフ、陸上、柔道、空手、トランポリンなどの日本代表レベルの選手も吉田先生に頼ってこられます。
吉田先生から教わったこと
文章にすると簡単な表現になってしまいますが、セラピストとしてのベースとなる「人に接する」ということ、
「人に触る」ということに関する考え方や心構え、技術の習得を学びました。
特に、筋膜マニピュレーションを行う上でのカラダの使い方や姿勢・症状の読み解き方を重点的に教えていただきました。
理学療法士やセラピストが用いる徒手療法というのは、自分の「手」を使ってクライアント様を改善に導きます。
解釈によっては、クライアント様に直接触れる「その手」がセラピスト自身をあらわすという見方もできます。
たとえば、セラピストAさんとセラピストBさんがいたとして、
同じ筋膜のポイントを触れて治療するとしても、全く同じ結果が出るわけではありません。
触る「強さ」「組織への侵入角度」「持続時間」「面積」などの細かなハンドリングスキルはもちろん、
そのほかセラピストのあり方も含め、目に見えない部分も全てが合わさってその違いが生み出されます。
このあたりの深い話というのは、理学療法の養成校では教えてくれません。
おそらく、ハイレベルでしっかりと考えている吉田先生のようなセラピストも多くはないと思います。
今回、吉田先生にはこの点について色々と教えていただけたことは本当に貴重な経験でした。
講義終了後には一緒に飲みにも連れて行っていただいて、とても楽しい時間を過ごさせていただきました!
(リラックスして飲んでいる時のお話もとても有意義でした)
今後も「人に触れる」「人に接する」ということを、いかに高い精度で行うかを探求し続け、クライアント様に還元できるよう学びを続けて参ります。