「冷え性の改善!筋膜へのアプローチで体の中から温まる」

皆様こんにちは! たじみ筋膜整体FLOWの藤井です。

今回は多くの方が悩んでいる「冷え性」についてお話したいと思います。

特に女性の方は、一年を通して「手足が冷える」という方も多いのではないでしょうか?

目次

冷え性を理解する前に知っておくこと

冷え性の原因を理解するには、ヒトに備わった「恒常性(ホメオスタシス)」について先に知っておくとわかりやすいです。

恒常性 -重要な維持システム-

本来人間には、環境の変化にかかわらず、体内の状態を一定に保とうとする「恒常性(ホメオスタシス)」という能力が備わっています。

たとえば、以下の機能が挙げられます。

  • 体温の維持
    暑い日(気温が↑高い)には汗をかき、体の熱を蒸発させることで体温を↓下げます。
    寒い日(気温が↓低い)には体を震わせ、筋肉の収縮によって熱を発生させることで体温を↑上げます。
  • 血糖値の維持
    食事によって血糖値が↑上昇するとインスリンが分泌され、血糖値を↓下げます。
    血糖値が↓低下するとグルカゴンが分泌され、血糖値を↑上げます。
  • 血圧の調節
    血圧が↑上昇すると、血管を拡張させ血圧を↓下げます。
    血圧が↓低下すると、血管を収縮させ血圧を↑上げます。
  • 呼吸の調節
    運動時などには呼吸数を増やし、酸素を多く取り込みます。
    安静時には呼吸数を減らし、エネルギー消費を抑えます。
  • 心拍数の調節
    運動時や緊張時には心拍数を↑増やし、血液循環を促進しエネルギー消費を↑増やします。
    安静時には心拍数を↓減らし、エネルギー消費を抑えます。
  • 食欲の調節
    ↓空腹時には食欲が増し、↑エネルギーを摂取しようとします。
    ↑満腹時には食欲が減少し、過剰なエネルギー摂取を↓抑えます。

このように「↑上がったら↓下げる/↓下がったら↑上げる」、
言い換えると「一定の範囲から外れようとしたら元に戻す」システムが恒常性です。

恒常性が機能することで、生物は外部環境の変化に柔軟に対応し、健康な状態を維持することができるのです。

自律神経 -恒常性の主役- 

ここでよく耳にする「自律神経」の登場です。

自律神経系(交感神経/副交感神経)は、この恒常性維持に不可欠なのです。

循環器系、呼吸器系、消化器系、内分泌系など多くの生理機能を、交感神経と副交感神経の2つが拮抗的に作用(例外もある)し、バランスを取りながら働いています。

交感神経
ストレス刺激や運動負荷などにより活性化。
心拍数増加、血管収縮、気管支拡張、消化管運動抑制などの作用をもたらし、生体を「闘争・逃走反応」に備えさせます。

副交感神経
リラックス時や休息時に優位となり、心拍数減少、血管拡張、気管支収縮、消化管運動促進などの作用をもたらし、生体を「休息・消化」モードに移行させます。

冷え性のメカニズム

冷え性とひとことで言っても、その原因は様々です。

  • 自律神経の乱れ
    ストレスや不規則な生活、睡眠不足などにより自律神経が乱れると、主に交感神経が優位な状態になります。
    すると、↑で説明した恒常性がうまく作用しなくなり、血管が収縮しやすくなって血流が悪化し冷えを引き起こします。
  • 血液循環の不良
    血液は体温を運ぶ役割を担っています。
    運動不足、肥満、高血圧などで血管が細くなったり血流が滞ったりすると、手足などの末端まで十分な体温が届かなくなり「冷え」を感じます。
  • リンパ液循環の不良
    リンパ液は、老廃物や水分を回収する役割を担っています。
    リンパ液の循環が滞ると、老廃物が蓄積し組織の代謝が低下します。これも冷え性を悪化させる要因です。
  • 筋肉量の低下
    上記の血液循環を重なりますが、筋肉の内部には体温を運ぶ役割をしてくれる「血管」が豊富に存在するので、体温を維持する上で重要です。
    筋肉量が少ないと、体温を維持する上で必要な血流量が減少し冷えやすくなります。
  • ホルモンバランスの乱れ
    女性ホルモンは、血管の収縮・拡張に影響を与えています。
    更年期や月経不順、妊娠、出産などによりホルモンバランスが乱れると、血管が収縮しやすくなり冷えを引き起こすことがあります。
  • その他
    低血圧、貧血、甲状腺機能低下症も、冷え性の原因になります。

「筋膜」がなぜ冷え性の原因になるのか?


筋膜は全身に張り巡らされており、筋肉・自律神経・血管・臓器などを包み込み、それぞれを支持、保護、動きを滑らかにする役割を担っています。

また「筋膜」は、皮膚から骨に向かってミルフィーユのように層構造になっています。

皮膚のすぐ下にある浅い部分にある「浅筋膜」と呼ばれる筋膜や、
筋肉に近い部分にある「深筋膜」「筋外膜」「腱膜筋膜」など、筋膜と一言でいっても、厳密には種類や役割が分かれています。

このそれぞれの層にある「筋膜」が何らかの原因で柔軟性を失い、硬くなる状態を「筋膜の高密度化」と呼びます。

筋膜が硬くなると、内部にある自律神経や血管を圧迫し、神経の伝達や血流が低下します。

さらには、血流を阻害するだけでなくリンパ液の循環も阻害します。

本来血流によって体温も調節している機能が低下し、いわゆる「冷え」を引き起こしやすくなるのです。

このように、先ほど冷え性のメカニズムで挙げたような原因に直結するというわけです。

当院では筋膜へのアプローチで冷え性を改善

当院の筋膜へのアプローチでは、全身をチェックし、原因となっている筋膜を詳細にチェックします。

そして原因となっている筋膜を丁寧にリリースすることで、神経や血管の圧迫を解放することで正常な筋膜に戻していきます。

このように原因にダイレクトにアプローチをするからこそ、冷え性を改善し体の中から温まる効果が期待できます。

実際に、当院で施術を受けられたお客様からは、

「施術後、すぐ手足がポカポカしてきた!」

「夜、布団に入ってもなかなか寝付けなかったのが、ぐっすり眠れるようになった!」

といったご報告をいただいております。

もし長年の冷え性でお悩みであれば、ぜひ一度当院にご相談ください。

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