「かんたんアニマルフローレッスン」

愛知県名古屋市の理学療法士・Animal Flowインストラクターの藤井祐輔です。

今日は、1月14日(土)に行った「かんたんアニマルフローレッスン」（60分間）をご紹介します。

以前ご依頼をいただき、1ヶ月に1回のペースで行っているこのレッスン。

アニマルフローと聞くと、

「私にはなんか難しそう…」

「あんなふうにバランスを保ってられない…」

などのご不安があるかもしれません。

でも大丈夫！

このクラスは筋力や年齢などに関わらず、どなたでも楽しく行えるクラスです。

今回も、50代〜70代の7名の方々に参加して頂きました。

なかには、くび・肩・腰・膝など慢性的な痛みがある方もいらっしゃいましたが、

レッスン後は

「レッスン中は痛みもなく、楽しくしっかり動けたよ！」と嬉しいご感想をいただきました。

それでは具体的にレッスンについてご紹介します。

ストレッチからスタート

レッスンの簡単な説明をしたあと、

まずはストレッチからスタートです！

20分ほどかけて、全身を気持ちよ〜く伸ばしていきます。

カラダとココロの準備を終えたら、アニマルフローに入ります！

アニマルフロー

ここから約40分間は、アニマルフローの時間です。

「かんたんアニマルフロークラス」では通常のアニマルフローと比べ、

カラダを支える面積を広くして安定した姿勢で行います。

通常のアニマルフローと同じく、柔軟性アップ、筋力アップ、バランス能力アップ、慢性的な痛みの改善・予防などの効果を期待できます。

今回行うのはこの5つ↓

Ape Reach🐒　エイプリーチ

肩まわりや腰が、気持ちよく伸びるエイプリーチ。

①まず、ひざ立ての姿勢をつくります（お尻をキュッと締めておくのがポイント）

②両手の甲を合わせて遠くに伸ばしていきます。

エイプリーチとセットで行うのが「オープン」という動き。

③手のひらを上に向け、胸を張って腕を広げます。

エイプリーチは上半身の後ろのライン、オープンは上半身の前のラインが効率よくストレッチされます。

簡単な動きなのに、肩や腰が伸び縮みしてとても良く効きます。

Crab Reach🦀　クラブリーチ

次はクラブリーチ。

上半身から下半身、さらに左右の筋膜のつながりがストレッチ＆アクティベートされる動きです。

クラブリーチは左右を別々に行います。

(右手クラブリーチの場合)

①エイプリーチと同様に、膝立ての姿勢からスタート。

②右手を、「顔の前→頭の上→後頭部」の順にあげていきます。目線は右手から左足へとスムースに移動。

③左手を左足に乗せ、体重を支えます。

（このとき、左腕を外回しする力をかけるのがコツです）

④最後に、指先を地面に向かってリーチします。

クラブリーチの「体幹をねじる動き」がここちよく、腰痛や肩こりの改善に効きます。

Scorpion Reach🦂　スコーピオンリーチ

サソリの動きをモチーフとしたスコーピオンリーチ。

主に体幹〜下半身に効きます。

スコーピオンリーチも左右別々に行います。

(左足スコーピオンリーチの場合)

①肘をついた四つばい姿勢がスタートポジション

②膝をついたままで、つま先を伸ばし、いったん左足を左側に回します。

③大きな弧を描くように、左足を高くあげながら回します(つま先をピンッ！と伸ばすとサソリっぽさは3倍増しになります🦂)。

④最後に両手で床を押しながら、重心を後ろへ移動　(膝の高さは頑張ってキープ！)。

スコーピオンリーチは、

体幹や股関節周りの筋肉をしっかりと伸ばす＋収縮させるため、ヒップアップや腰痛予防、姿勢の改善に最適です。

リストモビライゼーション（手首の準備）

最後に、通常のアニマルフローの基本の「ビースト」と「クラブ」にチャレンジ。

これらの姿勢では、手や足で体重を支えます。

日常では体重を手にのせることはほとんどありませんので、手首の準備運動をしっかりと行います。

Set Beast🐅　セットビースト＆Set Crab🦀　セットクラブ

セットビーストは、下向きの四つ這い姿勢から膝を床から浮かします。

セットクラブは、上向きの四つばい姿勢でお尻を床から離します。

いずれもポイントは、「床を手足で押す」ことと「呼吸」です。

重力に負けないように床をプッシュする、おなかで行う呼吸を止めない、これらの感覚が姿勢の安定にとても大切です。

今回は少し長い記事になりました。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

引き続き、「アニマルフローレッスン」はグループレッスン、パーソナルレッスンとも募集しております。

ご興味のある方は、yskfj77@gmail.comまでご連絡ください。