自律神経の乱れと筋膜の関係

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自律神経とは

自律神経は、呼吸・血流・内臓の動き・体温調整などを、意識せずにコントロールしている神経です。

活動時に優位になる交感神経と、回復時に働く副交感神経。

この二つが状況に応じて切り替わることで、身体は安定します。

問題は、この切り替えがうまくいかなくなったときです。

寝ても疲れが抜けない、呼吸が浅い、首や背中が常に張っている。

こうした状態は、自律神経の働きが偏っているサインでもあります。

筋膜とは

筋膜は筋肉を包む膜というイメージを持たれがちですが、実際には全身を“立体的”につなぐネットワーク構造です。

筋肉、骨、内臓、神経、血管。

これらを区切るのではなく、連結して力や緊張を伝えています。

筋膜には、圧や伸び、温度変化を感じ取るセンサーが非常に多く存在します。

つまり筋膜は動きのための組織であると同時に、感覚の組織でもあります。

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なぜ同時に乱れるのか

自律神経と筋膜は別々の系統に見えて、実は密接につながっています。

その接点が、感覚入力です。

ストレス、長時間同じ姿勢、呼吸の浅さ。

これらはまず筋膜の緊張として現れます。

筋膜が硬くなり動きが減ると、感覚センサーから脳への情報が偏ります。

脳はその情報をもとに、自律神経の出力を調整します。

つまり、筋膜の状態が、自律神経の働き方を左右するのです。

筋膜が自律神経に与える影響

筋膜が硬くなると、次のような変化が起こります。

・呼吸に関わる胸郭や横隔膜の動きが小さくなる

・血管や神経への圧迫力が増える

・身体の位置感覚がズレる、鈍くなる

これらはすべて、交感神経を優位にしやすい条件です。

身体は常に軽い「緊張状態」となり、休息モードに入りにくくなります。

リラックスしようとしてもできない。

その背景には、筋膜の動きの乏しさが隠れていることがあります。

自律神経が筋膜を変える仕組み

逆の流れも存在します。

自律神経が乱れると、筋膜の質そのものが変化します。

交感神経が優位な状態が続くと、血流は末梢で低下しやすくなります。

その結果、水分も一緒に運んでくるはずの血流量が低下するため筋膜は局所の脱水状態となり、滑走性を失います。

滑らなくなった筋膜はさらに動きを制限し、違和感や痛みを生みます。

こうして、自律神経と筋膜は互いに影響し合いながら悪循環を作ります。

不調が長引く人の共通点

慢性的な肩こり、頭重感、腰の重さ。

検査では異常が見つからないのに、調子が戻らない人には共通点があります。

それは、症状のある部位だけを見てきたという点です。

自律神経の問題は神経だけ。
筋膜の問題は筋肉だけ。

そう分けて考えると、因果関係は見えにくくなります。

なぜなら身体は常に「一つのシステム」として働いているからです。

施術で何を見ているのか

当院では痛みの有無だけで身体を判断しません。

呼吸の深さ、姿勢の微細な偏り、筋膜の滑り、触れたときの反応など。

それらを手がかりに、自律神経に影響を与えていそうな筋膜の緊張を丁寧に読み取ります。

その積み重ねが身体の緊張をほどき、結果として自律神経の切り替えを助けます。

自律神経と筋膜は別々に整えるものではありません。

つながりを理解し同じ地図の上で扱うことで、身体は変化し始めます。

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