筋膜と女性ホルモンの関係
愛知県名古屋市の理学療法士・Animal Flowインストラクターの藤井祐輔です。
前回に引き続き、今週6月29日に半田瞳先生のオンラインセミナーに参加致しました。
今回のテーマは、「筋膜に対する女性ホルモンの影響」です。
講師は、理学療法士で筋膜マニピュレーションのスペシャリストでもいらっしゃる半田先生。
尿失禁を専門としてウィメンズヘルスケアの領域でご活躍されています。
半田先生は、豊富な臨床経験 + エビデンスに基づいた講義をしてくださるので、クライアント様への説明の仕方などとても参考になりました。
今回の講義のポイントは、
女性ホルモンが筋膜の性質に大きく影響するということ。
女性の身体は、女性ホルモン(主にエストロゲン)が多く分泌される「排卵期」「妊娠期」に筋膜が柔らかくなります。
これは子宮やお腹が大きくなることに対応するための大切な変化です。
しかし、デメリットもあります。
柔らかい筋膜では、骨盤や腰椎を支える力が弱くなります。
すると、日常での姿勢の維持や、動作によって骨盤のまわりにかかる負担に対して、通常よりも弱くなります。
このことが腰、骨盤周り、股関節の痛みにつながり、産後に長引く腰痛の原因の一つになることも。
「骨盤底筋」「筋膜と女性ホルモンの関係」と2週にわたって学んだことを生かし、
産後の腰痛でお悩みのクライアント様のお役に立てるよう今後も研鑽していきます。
筋膜マニピュレーションを軸とした施術のご依頼、Animal Flowにご興味のある方はこちらまでご連絡ください。
yskfj77@gmail.com
今日もお読みいただきありがとうございました。