なぜ筋膜を見るのか?

当院は、筋膜という組織に特化したアプローチを行っています。
しかし「筋膜」を"単なる筋肉の膜"として見ているわけではありません。
今回はその理由をお話しします。
筋膜は体の「センサー」
筋膜にこだわっているのは、人間の体全体の仕組みを理解した上で、筋膜がとても重要な役割を担っていることをこれまで学んできたからです。
人間の体は、こんなサイクルを無意識に、絶え間なく繰り返しています。
感覚入力 → 脳での情報統合→運動出力→ 感覚入力 → 脳での情報統合→運動出力→…
1. 周りの環境や自分の状態を感じ取る(感覚入力)
2. 脳でその情報をまとめて整理する(情報統合)
3. 脳が指令を出して体を動かす(運動出力)
たとえば歩くとき。足の裏の感覚、関節の角度、体の傾き…そういった情報が脳に送られて、脳がそれを統合して「次はこう動こう」と判断します。
この流れが無意識に、しかも同時多発的に起こっているんですね。
このサイクルの中で、最も大切なのは「感覚入力」です。
なぜなら、入ってくる情報が間違っていたら、脳はその誤った情報をもとに判断してしまうから。結果として、適切な動きが生まれません。
「思わぬところで躓く」「よく家具に体をぶつける」そんな経験があるとしたら、もしかしたら感覚入力にエラーが起きているのかもしれません。
筋膜には感覚受容器がたくさんある
では、その大事な「感覚入力」を担っているのは何か?答えの一つが、筋膜なんです。
筋膜には感覚受容器が豊富に存在していて、「今、体がどうなっているか」を脳に知らせる役割を持っています。
つまり筋膜が硬くなったり、動きが悪くなったりすると、感覚受容器が正しく働かず、脳に送られる情報が不正確になってしまう。
すると脳は不正確な情報をもとに「次はこう動こう」と判断するので、本来使うべきでない筋肉を使ったり、無理な姿勢を取ったりする動きのエラーが生まれます。
たとえば首の筋膜が硬いと、頭の位置を正しく認識できず、無意識に頭が前に出た姿勢になってしまう。その結果、首や肩の筋肉に過剰な負担がかかり続けます。
腰椎のまわりの筋膜が硬ければ、骨盤の位置や動きを正しく感じ取れず、知らず知らずのうちに反り腰になったり、かばうような動きをしてしまう。
そうして腰に負担が集中していきます。こうして特定の部位に負担がかかり続けると、その部分の筋肉が緊張・疲労し、さらに筋膜が硬くなる。
この悪循環が繰り返されることで、慢性的な肩こりや腰痛、頭痛といった不調につながっていくんです。
内臓や自律神経とも連携する
さらに筋膜は、内臓や自律神経とも密接につながっています。
筋膜の硬さや動きの悪さは、内臓の働きや自律神経のバランスにも影響を与えるんですね。
だから筋膜のエラーは、体の表面的な痛みだけでなく、疲れやすさ、だるさ、冷え、消化不良といった内側の不調にもつながっていきます。
筋膜から身体のシステム全体を把握
繰り返しになりますが、筋膜に特化しているのは、筋膜だけを見ているからではありません。
脳の機能を含めた人間のシステムを包括的に理解した上で、筋膜の性質を観察することで、その人の体のどこにエラーが起きているかを知るきっかけにしています。
お一人おひとりの体の仕組み全体を丁寧に見ていくことで、慢性化した痛みや不調に本当の意味でアプローチできると考えています。
長く続くその痛みや自律神経症状、内臓の不調に「どこに行っても変わらなかった」と感じているなら、一度、筋膜という視点で体を見直してみましょう。
理学療法士による
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