股関節痛について③ 〜改善のポイント〜

こんにちは。
岐阜県多治見市の筋膜専門整体院
「たじみ筋膜整体 FLOW」の理学療法士、藤井 祐輔です。
はじめに
痛みというのは、痛みを感じる瞬間にググッとその部位に意識が持っていかれるので、「痛い部分そのもの」に原因があるように感じるのが一般的ですよね。
しかし実際には、その周囲を取り囲む筋膜のバランスが乱れているケースも少なくありません。
股関節痛に関しても同様です。
当院では、筋膜の張り方・動きの流れ・姿勢や荷重のかかり方を丁寧に確認することで、股関節に集まっている“負担の理由”を整理していきます。
今回は、股関節痛と向き合ううえで知っておくと改善が進みやすいポイントを筋膜の視点からまとめました。
前回までの、「股関節の構造」「股関節痛を招く日常の習慣」についても参考にしてみてください。


痛む場所だけが悪いわけではない
股関節も他の関節と同じように、層状の筋膜が複雑に広がっています。
また、太ももや骨盤帯、体幹など、一見関係がなさそうに見える部位が変化すると、股関節の動きにも影響が出ることがあります。

そのため、改善のヒントは「股関節だけを何とかしよう」とせず、体全体の動きや運動連鎖に目を向けていくと改善しやすいと考えています。
「股関節以外が影響することもあるんだ」と気づくことで、痛みの対する理解が深まります。
ストレッチや筋トレが逆効果になる場合も
股関節痛でお悩みの方の中には、
「ストレッチしたら余計に痛くなった」
「筋トレを続けても変わらない」
とお話しされる方も少なくありません。
これには筋膜の性質が関係しています。
弱い部分をかばうために、他の部分が張りすぎている状態で無理に伸ばしたり鍛えたりすると、張力のバランスがさらに崩れてしまうことがあります。
一般的なセルフケアがうまく作用しない理由を理解しておくことで、「力任せに伸ばせば良いわけではない」という正しい視点が持てるようになります。
“なぜそこに負担が集まるか”に注目する
股関節が痛むと、「この部分が硬いから痛いのかな」と原因をひとつに絞ってしまうことが多いですが、筋膜は全身につながりがあるため、負担が特定の部位に偏る理由はほかにもあります。
・どの動きの瞬間で張力が高まっているのか
・骨盤や体幹の動きとどのように連動しているか
・無意識の姿勢や荷重で偏りが生まれていないか
このような視点で整理すると、痛みの背景にある「負担の流れ」が見えてきます。
この“負担の理由を丁寧にほどく”作業こそ、当院が筋膜専門として大切にしている部分です。
筋膜の視点で見直す
股関節痛は、その場の痛みだけに着目すると原因が分かりにくいことが少なくありません。
しかし、
・股関節にかかる負担の流れ
・筋膜の張力の偏り
・姿勢や動き方の小さなクセ
などを整理すると、改善に向かうための方向性が自然とはっきりしてきます。
当院では、筋膜の硬さや動きのつながりを一つずつ確認し、日常の中で気付きにくい負担を軽くするためのサポートを行っています。
股関節痛でお困りの方へ
「原因がはっきりしないまま不安」
「いろいろやっても変わらない」
そんな方こそ、股関節まわりの筋膜の張力バランスや、体の使い方を丁寧に見直すことで負担が大きく変わるケースがあります。
股関節だけでなく“その周囲で何が起きているか”を確認することが、改善への近道になることもあります。
お悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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