「咬合と全身」に関する勉強会に参加しました。

こんにちは。
岐阜県多治見市の筋膜専門整体院
「たじみ筋膜整体 FLOW」の理学療法士、藤井 祐輔です。
「噛み合わせ」と聞くと、多くの方は歯並びや虫歯、顎の問題を思い浮かべるかもしれません。
しかし実際には、噛み合わせは歯科の領域にとどまらず、姿勢や筋肉の緊張、身体の使い方、さらには自律神経の働きにまで関わっています。
先日、そのことを改めて深く学ぶ機会がありました。
はじめに
12月28日(日)、咬合と身体全体の関係を学ぶ勉強会に参加しました。
講師は歯科医師の松浦敦先生。
テーマは「噛み合わせ(咬合)が、身体全体にどのように影響しているのか」。
スライドは233枚。
そのボリュームだけでも、このテーマの奥深さが伝わってきます。
噛み合わせが影響するのは、想像以上に広い講義の中で扱われていたのは、歯や顎だけではありません。
姿勢制御
頭頚部の安定
ファッシアとのリレーション
咬合の高さと骨盤・体幹・頭位
嚥下機能と咬合と頚部ローカル筋
運動連鎖と咬合湾曲
頚部筋・肩甲帯と咬合
舌・自律神経、情緒と歯科影響
噛み合わせは、身体の一部分の問題ではなく、
全身のバランスや協調性に関わる要素であることが、具体的に示されていました。
データと研究に基づく説明
印象的だったのは、これらの話が「なんとなくそう感じる」といった感覚論ではなく、研究結果やデータをもとに説明されていた点です。
歯科という専門分野を軸にしながらも、脳・神経・筋肉・筋膜・姿勢・動きまで含めて人の身体を一つのまとまりとして捉える視点は、非常に学びの多いものでした。
身体は部分ではなく、一つのシステムとして働いている
肩がつらい、首が重い、腰に違和感がある。こうした不調があると、多くの方は「痛い場所そのもの」に原因があると思いがちです。
しかし実際には、一見関係なさそうな噛み合わせや、顎の使い方、姿勢の癖が全身のバランスに影響しているケースも少なくありません。
身体は、それぞれのパーツが独立しているのではなく、常に影響し合いながら一つのシステムとして働いています。
施術にどう活かしていくか
年末の忙しい時期にも関わらず、学びに集まる先生方との時間、そして師である吉田先生のお話も含め、刺激の多い一日となりました。
今回得た知識を、知識のままで終わらせるのではなく、日々の施術の中で活かしながら、「なぜ今、この不調が起きているのか」を丁寧に読み取るための視点として、少しずつ還元していきたいと思います。
身体の声は、ときに分かりにくい形で現れます。だからこそ、部分だけでなく、全体を見渡す視点を大切にしながら、これからも施術に向き合っていきます。
理学療法士による
「筋膜から健康を作る整体院」
以下の症状でお悩みの方へ
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