代謝の低下は"年齢のせい"ってホント?

こんにちは。

岐阜県多治見市の筋膜専門整体院
「たじみ筋膜整体 FLOW」の理学療法士、藤井 祐輔です。

目次

同じ生活をしているのに、なぜ代謝は落ちていくのか

「以前と同じ食事量なのに、体重が少しずつ増えてきた」

「運動しても体が変わりにくくなった気がする」

「食事に気をつけているのに、なんとなく体が重い」

このような変化を感じている方の多くは、「年齢のせいだから仕方がない」と思って受け入れてしまっていることが多いのではないでしょうか。

確かに年齢とともに代謝が変化することは事実です。
しかし、「年齢のせい」という一言で片付けてしまうことで、見落とされている原因がある可能性があります。

代謝の低下には、よく知られた原因以外にも、皮膚の下にある「浅筋膜」の状態が関わっていることがあります。

代謝の低下と一般的な原因-筋肉量・ホルモン・食事

代謝の低下について調べると、多くの場合、以下のような原因が挙げられます。

加齢とともに筋肉量が減少することで、基礎代謝が低下します。
また、女性の場合は更年期前後のホルモンバランスの変化が代謝に影響することも広く知られています。

さらに、食事の偏りや運動不足、睡眠の質の低下なども、代謝を落とす要因として挙げられることが多いです。

これらは確かに代謝低下の重要な要因であり、筋肉を維持するための運動や、バランスの取れた食事は代謝を支える上で大切なアプローチです。

それだけでは説明できない代謝の低下がある

一方で、食事や運動に気をつけ、生活習慣を整えても、代謝の低下感がなかなか改善しないというケースもあります。

検査をしても甲状腺や血糖値などに異常が見当たらず、原因がはっきりしないまま「体質だから」と諦めてしまっている方も少なくありません。

このような場合、筋肉量やホルモン、食事といった要因とは別に、浅筋膜の中にある「脂肪小葉」という組織の状態が影響している可能性があります。

浅筋膜の中にある「脂肪小葉」という組織

浅筋膜は皮膚と脂肪層の下に広がる膜状の組織です。その層の中には脂肪の小さな塊、「脂肪小葉」も含まれています。

脂肪というと、単なるエネルギーの貯蔵庫として捉えられがちですが、近年の研究では、脂肪組織が単なる貯蔵庫ではなく、ホルモンに似た物質(アディポカイン)を分泌する内分泌組織としての役割を持つことが明らかになっています。

つまり、浅筋膜の中の脂肪小葉は、代謝に関わる情報を体内に発信する、小さな内分泌器官としても機能しているのです。

この視点から捉えると、浅筋膜の状態が代謝に直接影響を与えうるという考え方が見えてきます。

浅筋膜の滑走不全が脂肪-代謝系に与える影響

浅筋膜が硬くなったり、層の滑走性が低下したりすると、脂肪小葉を取り巻く環境にも変化が生じます。

これらの周囲の組織が硬く滑走不全の状態になると、脂肪小葉への血流や栄養の供給が滞りやすくなるほか、脂肪小葉が分泌する代謝もスムーズに行われにくくなる可能性があります。

また、浅筋膜の滑走不全は部分的に生じることが多く、特定の部位の脂肪が硬くなったり、皮膚をつまんだときに動きが悪くなったりすることで確認できることがあります。

お腹周りや太ももなど、気になる部位の皮膚を軽くつまんで動かしてみたとき、硬さや部分的に極端に痛みを感じる場合は、その部位の浅筋膜の滑走性が低下しているサインです。

脂肪-代謝系へのアプローチ

当院の筋膜へのアプローチでは、脂肪-代謝系に関わる内部障害へのアプローチとして、浅筋膜の滑走性が低下している部位を特定し、その層に直接アプローチすることで、脂肪小葉を取り巻く環境の改善を図ります。

施術にあたっては、問診で代謝低下の経過や生活習慣の変化を伺い、現在の不調(現病歴)や過去の病気・怪我(既往歴)を整理します。

さらに触診で皮膚の滑走性や組織の硬さを丁寧に確認し、どの部位の浅筋膜に滑走不全が生じているかを総合的に評価した上で施術を行います。

食事や運動といった生活習慣のアプローチと並行して、この滑走性改善という視点を加えることで、これまでとは異なる変化が生まれる可能性があります。

FAQ

浅筋膜と代謝はどのように関係していますか?

浅筋膜の中には脂肪小葉という組織が含まれており、代謝に関わるホルモン様物質を分泌する内分泌的な役割を持っています。
浅筋膜の滑走性が低下すると、この脂肪小葉を取り巻く環境にも影響が及ぶと考えられています。

脂肪小葉とは何ですか?

浅筋膜層の中にある脂肪細胞の小さな塊です。エネルギーを貯蔵するだけでなく、代謝に関わる物質を分泌する内分泌組織としての側面も持っています。

食事や運動を続けているのに代謝が改善しない場合、浅筋膜が原因ですか?

必ずしもそうとは限りませんが、一般的なアプローチで改善しにくい場合の一因として、浅筋膜の滑走不全が関わっている可能性があります。評価を行った上で判断します。

代謝低下への筋膜へのアプローチはどのような方に向いていますか?

食事・運動・睡眠といった生活習慣を整えても代謝の低下感が続く方、検査で異常が見つからないにもかかわらず体の重さや変化を感じている方などに、一つの視点として有効な場合があります。

まとめ

代謝の低下は、筋肉量やホルモン、食事といった要因だけで説明できない場合があります。

皮膚の下にある浅筋膜の滑走不全が、脂肪小葉を取り巻く環境に影響を与え、代謝に関わる情報のやり取りを滞らせている可能性があります。

「年齢のせい」
「体質だから」
と諦める前に、浅筋膜という視点からアプローチしてみることも、一つの選択肢です。

多治見市の「たじみ筋膜整体FLOW」では、理学療法士として13年以上の臨床経験を持つ施術者が、皮膚、脂肪層、浅筋膜、深筋膜など層ごとに精密なアプローチを行い症状の改善をはかります。
完全予約制で、お一人おひとりの状態に合わせた施術を行っております。

代謝の低下にお悩みの方は、一度ご相談ください。

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